3つの分離と精製方法はどのように勉強したか

化学基礎

本日は化学基礎、物質の構成に関して記述していきます。

色付き文字で記載したものが本日のテーマです

この章の要点

  • 純物質と混合物の違い
  • 分離と精製
  • 原子記号(中学の復習)
  • 物質の三態

また注目な問題及び知識

  • 元素と単体の違い
  • 蒸留装置
  • 熱運動と速さ

以上がこの章で取り上げる内容となります。

要点をしっかり押さえたうえで、一人で勉強していると気づけない細かい問題に触れていきましょう

今回のワンポイント学習

本日の内容は分離と精製です。

クリアポイント
7つの分離と精製を知り、操作方法と主だった例を説明できるか
テストに出るパターンを知っているか

7つもあると聞いた時点でアレルギー反応起こしていませんか?

私も7つ書いていたらワンポイントレッスンではなく、7ポイントレッスンになってしまいそうですので、名称と小話、出題方法を1つ見ていきましょう

ワンポイント学習

まずは7つの分離と精製方法の名称です

  • 蒸留じょうりゅう
  • 分留ぶんりゅう
  • 再結晶さいけっしょう
  • 昇華法しょうかほう
  • 抽出ちゅうしゅつ
  • クロマトグラフィー

色文字で示した3つに関しては、小中学校の教科書や実験で多かれ少なかれ知っている内容となります。

端的にいうとこんな感じです

  • ろ過→とうと+紙(ろし)でわけるやつ
  • 蒸留→フラスコに水とアルコールを混ぜて沸騰させたやつ
  • 再結晶→砂糖水や塩水を冷やして結晶だすやつ

こんなキーワードで思い出せたでしょうか?

次に出題方法です。

問1.砂の混じった食塩水を分留して砂と食塩水に分ける○か×か。

これはあれです。雑談の後で正解を示します。

7つの中で大事な3つの方法

7つの分離と精製方法のなかで私が選ぶ特に大事な3つは

  • 蒸留
  • 再結晶
  • 抽出

これらになります。

上流に関してはリービッヒ冷却器という器具(仕組み)が出てきてそれにまつわる話

再結晶は溶解度曲線を用いた問題の処理及びグラフの読み取り練習

抽出は化学基礎では抽象的な説明のみであるのに、有機化学で大活躍

であったりします。

ワンポイント学習の答え

先ほどの○×なんですが答えは×です。

砂と食塩水を分けるのは分留ではなく、ろ過でしたね。

ろ過で使用するろ紙は総称としてフィルターと呼んだりもします。

フィルターはよく知る紙素材、テフロン、ガラスなどいろいろな素材があるので気が向いたら調べてみてください

お疲れさまでした!

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