本日は化学基礎、物質の構成に関して記述していきます。
色付き文字で記載したものが本日のテーマです
この章の要点
- 純物質と混合物の違い
- 分離と精製
- 原子記号(中学の復習)
- 物質の三態
今回は再結晶を理解するための前準備をしていきます。
この○で示した部分が何を表すのか説明できる人は読み飛ばして大丈夫です。
- グラフの意味が知りたい
- 再結晶をもう少し知りたい
- 溶解度曲線を復習したい!
という方にオススメです。
溶解度曲線
本日のワンポイント学習は溶解度曲線です
キーワードはグラフとなります。早速グラフを見ていきましょう
こちらは溶解度曲線です。
グラフが出てきた時はまず、横軸と縦軸が何を表しているのか、単位が何かに注目します
- 横軸→温度(℃)
- 縦軸→溶解度(g/100g水)
縦軸の溶解度というものは100gの水に何グラムの物質が溶けているかを表しています。
左側の表し方は右にある分数の表し方と同じ意味です。
さらに
- 溶けているものを溶質
- 溶かしているものを溶媒
と表すと
このように表せるので、100gの水に何かが溶けているという解釈になります。
問いの答え
では、このグラフで○は何を表しているか説明してみましょう。
まず横軸は60℃を示しています。
次に縦軸の溶解度は110を表しています。
ですので、このように日本語で説明します。
60℃の時この物質は100gの水に110グラム溶ける
まとめ
まとめです。
溶解度曲線は100gの水に溶質がどれくらい溶けるかを温度ごとに知ることができる
次回はこのグラフを使って、再結晶の意味を確認していきましょう。
お疲れさまでした!