記事全体の話
本日は化学基礎、物質の構成に関して記述していきます。
色付き文字で記載したものが本日のテーマです
この章の要点
- 純物質と混合物の違い
- 分離と精製
- 原子記号(中学の復習)
- 物質の三態
また注目な問題及び知識
- 元素と単体の違い
- 蒸留装置
- 熱運動と速さ
以上がこの章で取り上げる内容となります。
要点をしっかり押さえたうえで、一人で勉強していると気づけない細かい問題に触れていきましょう
今日のワンポイント学習
本日の内容は純物質と混合物です。
クリアポイント
純物質と混合物の違いは何ですか?と聞かれたときに純物質、混合物、単体、化合物といった用語を使って説明ができるか
この分野では、化学とは何を扱う学問なのかな?といった内容と視点を伝えるために存在していたりします。キーワードは大きなものを小さく分類して捉えるです。
雑談を挟んだのちに結論を話すので、雑談は飛ばしてかまいません。
雑談
2つ以上の物質が混ざり合ったもの例えば食塩水は
食塩水→水+塩
中学3年生の電気分解の授業では
水→水素+酸素
と水に電気をかける実験などをやったかと思います。
それは
再結晶(食塩水を冷やした)や電気分解といった方法で、大きなものを小さく分類して捉えていました。
ワンポイント学習 答え
いくつか回答を示します
- 純物質は1種類の単体や化合物から成るもの
- 混合物は2種類以上の純物質から成るもの
- 純物質は1種類の単体や化合物から成るもので、混合物は海水など2種類以上の純物質が組み合わさったもの
以上のようになります。
おまけ
化合物ってNaClとか2つ以上の物質じゃないの?と思った方もいるかと思うのですが、あまり触れる必要はありません
あえて明記しておくと
- 炭酸水素ナトリウムを炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素に熱分解する方法
- 水を水素と酸素に電気分解する方法
などは分離と精製作業ではなく、化合物→単体への分解作業となります。
今回は混合物→純物質としたいので、あまり触れる必要はありませんでした。
まとめ
- 混合物とは2つ以上の純物質が混ざったもので、純物質とは1種類の単体や化合物から成るものを指す
- 混合物→純物質にするために分離や精製作業がある
- 化合物→単体にするときの方法として熱分解や電気分解がある
- 化学は大きな物を細かく捉えていく
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